主にWindows・ソフトウェア・スマートフォン関連の操作・設定やCD/DVDレーベルを掲載しています、不定期の更新ですが是非、感想、コメント、評価をお願いします。 ブロとも・相互リンク募集中




次世代インターネット Web3とは? Web3の特徴

次世代インターネットWeb3」がバズワードとして注目され、
Web3」関連のスタートアッ プが増加するなど、
ムーブメントとなっています。

gumi創業者の國光 宏尚( @hkunimitsu )氏の著書
『メタバースとWeb3』(エムディエヌコーポレーション)より、
一部を抜粋・編集して
次世代インターネットWeb3」について解説します。

Web1Web2とは何なのか?

シンプルな定義として、仮想通貨、暗号資産、ブロックチェーン
クリプト……、これらをリブランディングしたのがWeb3です。

2021年はアメリカを中心としてWeb3関連のスタートアップへの
投資が目立ち、日本でもWeb3を視野に入れた
企業やサービスが誕生しはじめています。

なぜ今、Web3がこれほど話題になっているのか――。

シリコンバレーを含めてホットになってきているのは、
“power to the people(人々に力を)”ともいうべき、
インターネットを人々のもとに取り戻そうという
ムーブメントが強まっていることが発端にあるのです。

解説のためにこれまでのウェブの
流行の歴史を振り返ってみましょう。

まず「Web1(1.0)」とは、インターネット
普及しはじめた初期段階を指すのが一般的で、
情報の発信者と受け取り手がはっきりと
分かれていた時代のことをいいます。
つまり、ユーザーは情報をただ受け取るだけで、
ニュースサイトを見たり、ホームページを見たり、
“Read の時代”でした。Web1(1.0)は、
HTMLを利用したテキストサイトが主体で、
画像・動画コンテンツは少なく、
コミュニケーションの手段はメールが中心でした。

その次に来たのが「Web2(2.0)」です。

2005年ごろから語られることが急激に増えた
新しいインターネットの形で、
UGCが一般化した時代です。
ブログに加え、みなさんが日常で使っている
SNS、動画共有サービスなどの普及により、
Readだけの時代から“Read+Writeの時代”になりました。

Web2(2.0)のわかりやすい特徴は、
TwitterやYouTube、Facebook、
InstagramなどSNSの普及です。

誰もが気軽に発信者になることができ、
画像や動画コンテンツのシェアも容易になりました。

一方でWeb2(2.0)の発展で大きな課題が
生まれてきたのです。GAFAMなどに象徴される
巨大IT企業がプラットフォームとして君臨し、
SNSの投稿もUGCも、個人情報までもが
集約され得る状態になったことです。

データの所有権が自分自身にはない
状態になってしまったのです。

データの寡占、プライバシーの
独占的利用が起きやすい状態といえます。

1AAXM5Oh.jpg

大統領のSNSアカウントですら、プラットフォーマーによって
一方的に停止されてしまう。
アイデンティティーの一つともいえるSNSの
アカウントやデータも、もはや利用者が
所有しているわけではありません。
もちろん、プラットフォーマーの存在によって
秩序や安全性が保たれる面もありますが、
自身のアイデンティティーがプラットフォームの一存で
消滅する可能性があるという点は、
このWeb2(2.0)時代の最大の問題といえます。

これに対してWeb3では、所有する権利がユーザーに戻り、
自分のデータは自身のものとして
持てるようにする動きが加速しているのです。

ブロックチェーンの流れを振り返ると見えてくること

ブロックチェーンの過去の変遷を振り返ると、
いまのブロックチェーンは「第4世代」にあたります。

第1世代というのは、ビットコインとその“コピペ”です。
第2世代はイーサリアムとその“コピペ”。
第3世代はイーサリアム上で動くアプリケーションたち。
そして第4世代が、イーサリアムのガチライバルたちです。

第1世代は、「通貨」としての暗号資産・ブロックチェーンです。
2007年に誕生したビットコインなどがその代表となります。
ビットコインの本質は
インターネットが初めて持ったネイティブ通貨」だということです。
これまでもフィンテックサービスはたくさんありましたが、
それらは結局すべて既存のシステムの上に乗っかっているだけでした。
 
既存のクレカ、SWIFT、銀行のネットワークの上で、
少し効率的にしているだけの話でした。

でも、ビットコインは何の既存の仕組みの上にも
乗っていない全く新しい「通貨」でした。

ビットコインもオープンソースのプロダクトであるため、
ソースコードもオープンであり、
コピペすればすぐに作れます。
だから、ビットコインのコピペのようなものがたくさん
出てきたのですが、結局、第1世代の戦いは
ビットコインの圧勝で終わりました。

第2世代では、2013年に当時19歳だった
ヴィタリック・ブテリンの
「あらゆる目的のために使えるブロックチェーンのプラットフォームを創りだす」
というビジョンに共感した人たちが集まって
イーサリアムが誕生しました。
このときもライバルはたくさん出てきたのですが、
イーサリアムの圧勝で終わっています。

第3世代では、イーサリアムというプラットフォームができたために、
その上で動くアプリケーションがいろいろと出てきました。
その初期に流行したのが、資金調達としてのICO(新規通貨公開)です。
その後、DeFi(分散型金融)や
CeFi(中央集権型金融)という概念が生まれ、
NFT、GameFi(ブロックチェーンを活用したゲームと金融の融合)、
DAO(自律分散型組織)へとつながっていきました。

そして第4世代に入り、第3世代の中で見えてきた
イーサリアムの限界(電力消費が大きい、トランザクションが遅いなど)も含め、
それらの問題を解決しようとする動きが出てきています。


3AAXMnqG.jpg


新規事業のキーとなる、ブロックチェーン事業戦略のヒント

モバイルゲーム、モバイル動画、VR/AR、ブロックチェーン。
新しい事業をつくる際には、
私なりの必勝法というものがあります。

まず3年から5年後に来る市場はどこかというのを見定めて、
次に市場が立ち上がってきたらそこで成功する会社は
こういう会社だという仮説を立てて、
最後にファンドを設立してさまざまな会社に
投資をしながら、投資先間で情報共有を徹底して、
仮説検証を高速に回していくという戦略です。

gumiが上場したのは2014年ですが、そのとき、
次の新しい事業の軸を作っていこうと考え準備したのが
モバイル動画でした。

当時、いまから3年から5年後にモバイル動画が来ると考え、
そのときに勝つ会社というのは、スマホファースト、
つまりスマホ「ならでは」の動画コンテンツ、
体験、UI/UXを一から作ったところと仮定して、
gumi venturesという20億円規模のファンドを通じて投資をしました。
ここからは動画レシピアプリ「クラシル」など多くの
成功したスタートアップが生まれました。

ブロックチェーンの話にも繋がるのですが、
私が信じているのは、新しいテクノロジーが出て来ると、
そのテクノロジーじゃなければできない
コンテンツ、体験、UI/UXというのを一から
構築したところが成功するのだろうということです。

スマホゲームのときも、多くの企業は最初、家庭用ゲームや
ガラケーのゲームをスマホに移植しようとしましたが、
そういったものは成功せず、結局ヒットしたのは
スマホの機能を最大限に活用したパズドラや
「モンスターストライク」のような、
スマホでなければできないゲームでした。

私はブロックチェーンでもまったく同じことが起こると考えていて、
重要になってくるのはブロックチェーンファーストで、
ブロックチェーンならではの
コンテンツ、体験、UI/UXを一から発明したところが
成功していくと思っています。

でも、いま改めてプロジェクトを見渡すと、
ブロックチェーンでなくてもできる
プロジェクトが多く見受けられます。

ブロックチェーンの革新はトラストレスにある

Web3の未来がどうなっていくのか。
それを考える上で重要なのがブロックチェーンにしかできない、
ブロックチェーンならではの特徴を考えることです。

私は大きく次の三つの特徴があると考えています。


(2)NFT

(3)DAO

ここからは、この三つの特徴に沿って解説していきます。

まず、はじめに重要になるキーワードが、(1)の「トラストレス」です。

その言葉の通り、トラスト(信用)を担保する
主体がいないということです。
暗号資産が大きな盛り上がりを見せた数年前からしきりに
挙げられるキーワードですが、これがまさにWeb3、
分散型インターネットを構築する重要な概念といえます。

ビットコインを例に解説すると、そもそも法定通貨の場合、
政府や中央銀行が信用を保証しています。
また、ポイントの場合、発行している企業が
信用を保証しています。それに対して、
ビットコインやイーサリアムなどは、
信用を担保している中央集権的な主体がありません。
単一のサーバーやデータベースに依存せず、
多数の参加者がネットワーク上の取引を検証、承認する仕組みで、
一人ひとりが参加する
ネットワークがサービスの基盤となっているのです。

日本円の場合、日銀や日本の政府が通貨の信用を保証しています。

同じように楽天ポイントは楽天、ヤフーのポイントは
ヤフーが信用を保証しています。
これに対して、ビットコインは信用を保証する主体がいません。

これがトラストレスです。
ビットコインの信用保証は、多くのマイナーが
マイニングをする形で行っているのですが
彼らは誰から指示を受けるわけでもなく
自分の利益のために、自律的に動いている。
楽天、ヤフーは、完全に中央集権ですが、
ビットコインは非中央集権で動いている。
トラスレスで自律的に動く非中央集権的な
ネットワークというのが、
ブロックチェーンでないとできないことの
本質の一つではないかと思っています。

もし、本当にブロックチェーンという
テクノロジーが世の中を変えていくのであれば、
この本質はすさまじく重要です。

たとえば私の会社が投資しているTHETA(シータ)という
動画配信のP2P(ピア・ツー・ピア)ネットワークを
提供する会社では、ネットワークに参加すると
報酬としてトークンが得られるようになっています。

THETAは、VR版の動画投稿や
eスポーツ配信プラットフォームを、
クラウドサービスをベースに実現しているのですが、
将来、4K/8Kといったように動画の解像度が上がり、
さらにフルVRになったら、
いまの100倍もの通信容量が必要になります。

対策として考えたのが一般ユーザーのパソコンや
スマートフォンの空いている通信帯域を共有して
大量のデータをやりとりするP2Pネットワークですが、
誰も無償では他人にネットワークを貸したがらないものです。

そこでTHETAでは、ネットワークに参加すると
ビットコインのマイニングと同じように、
トークンがもらえるというインセンティブを付けることで
自律性を確保しています。
多くの人たちのパソコンやスマートフォンの
通信回線にはたいてい余裕があるので
パソコンやスマートフォンを
立ち上げたままにしておくだけで
トークンが入手できる仕組みです。

興味深いのはP2Pというテクノロジー自体は、
枯れた技術で昔からありました。
ただし、これまで成立してこなかったのは、
人はみな自分勝手なもので、自分は利用したいけれど、
他人には協力しないので、ピアが成立しなかったのです。
THETAではユーザーは善意で協力するのではなく、
自分の利益のために行動することでピアを成立させています。
これはビットコインのマイニングでも同じです。
性善説ではなく、性悪説に基づき、人は利己的に行動する、
そのことで自律的にネットワークが成立する。
実に人間の本質を捉えています。
こうした仕組みを考えだした
サトシ・ナカモトはすごいと思います。

THETAのウェブサイト上でYouTubeのファウンダーである
スティーブ・チェン氏は
「THETAは、YouTubeプラットフォームが2005年に従来のビデオを
disrupt(破壊的進化)させたのと同じように、
今日のオンラインビデオ業界をdisruptさせるように動いています。
YouTubeの最大の課題の一つは、
世界中のさまざまな場所にビデオを配信するための
コストが高いことです」と興味深い発言をしています。

もう一つ紹介したいのが、中央管理者を必要としない、
分散型取引所(DEX)のUniswap(ユニスワップ)です。
従来の仮想通貨取引所とは異なり、中央集権的な主体が存在がおらず、
ユーザーはプロトコルにより自動化された取引所内で
ユーザー自身がトークンの取引を行うことができます。

DEXは、Uniswap以外にもいくつか存在していますが、
Uniswapはその中でも特に分散的であり、
その高い流動性から人気を誇っています。

DEXは、Uniswap以外にもいくつか存在していますが、
Uniswapはその中でも特に分散的であり、
その高い流動性から人気を誇っています。

(以下引用)

著者 國光宏尚

※画像をクリックすると、Amazonの商品ページにリンクします。

世界が注目する次世代Webの基本から、
押さえておきたいトピックスまで満載。

2022年のいま、世界のマーケットで
既存のサービスにとってかわる「ゲームチェンジ」が起きています。
このムーブメントに乗り遅れないために
知っておかなければならないのが「メタバース」と「Web3」です。
驚異的な勢いでビジネス化が進むメタバース、
話題のNFTや今後注目されるDAOにWeb3がどう絡んでいるのか? 
グローバル化、デジタル化という世界の変化に
乗り遅れてきた日本企業、
そして一個人がチャンスを掴める時代がいよいよやってきます。
今後、世界で起きる大きな変化である
「バーチャルファースト」への移行。
本書ではいま知るべきことは何か、
これから世界はどこに向かっていくのか、
そして時代の波に乗るためのビジネスチャンスのヒントを、
長年VRとブロックチェーンの領域でビジネスを手がけてきた
著者が解説する、メタバースとWeb3の決定版。

(以上引用)


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未使用のIE11を削除してゼロデイ攻撃を根本的に予防する

Windows10では、デフォルトブラウザ
「Microsoft Edge」になっているものの、
互換性維持のため「Internet Explorer 11(IE11)」も
インストールされている。IE11には、
セキュリティ上の欠陥の発見が続いていることから、
使うことがないのであれば
アンインストールしておく方が安全です、その方法を紹介します。


対象:Windows10

wi-win10ie11uninst01.png
Windows10に実装されているWebブラウザ
Windows10には、Microsoft Edgeと
Internet Explorer 11の2つのWebブラウザが実装されている。
デフォルトブラウザはMicrosoft Edgeだが、
[スタート]メニューからInternet Explorer 11を
起動することもできる。
Internet Explorer 11を利用していないのであれば、
これをアンインストールするとよい。


Windows10には、Webブラウザとして「Microsoft Edge」と
「Internet Explorer 11(IE11)」の2つが実装されている。
デフォルトブラウザは、Microsoft Edgeに設定されているが、
互換性維持のためIE11もインストールされている。
IE11が要求されるWebサイトが一部に残っているものの、
最近は使っていないという人も多いだろう。
そこで、Windows 10からIE11をアンインストールする方法を紹介します。


IE11はセキュリティ上の欠陥がある

IE11は、既に機能強化が止まっているにもかかわらず、
毎月のようにセキュリティ上の欠陥が報告される状況が続いている。
2020年2月上旬においても、以下の脆弱(ぜいじゃく)性が
報告されており、リモートからの攻撃によって
任意のコードが実行される恐れがあった。
既にこの脆弱性を悪用した攻撃が実行されていたという。

 [英語](Microsoft)


脆弱性に対するセキュリティ更新プログラムは、
2020年2月11日(米国時間)にMicrosoftから提供されている。
しかしIE11は、このようにゼロデイ攻撃
(セキュリティ更新プログラムが未提供の状態で実行される攻撃)の
対象となりやすいWebブラウザとなっている。

もしIE11を全く利用しないのであれば、攻撃を受ける可能性は低いが、
誤って起動しないようにアンインストールしてしまった方がいい。


IE11をアンインストールする

[スタート]メニューを開き、[歯車(設定)]
アイコンをクリックして[Windowsの設定]アプリを起動する。
[Windowsの設定]画面の[アプリ]をクリックして、
左ペインで[アプリと機能]を選択する。
右ペインの[アプリと機能]画面の「アプリと機能」欄にある
[オプション機能]リンクをクリックして、
[オプション機能]画面を開く。
[オプション機能]画面の「Internet Explorer 11」をクリックして、
表示された[アンインストール]ボタンをクリックすればよい。
Windows10を再起動すると、IE11のアンインストールが行われる。

wi-win10ie11uninst02.png
IE11をアンインストールする(1)
[スタート]メニューの[Windowsアクセサリ]の
下には[Internet Explorer]がある。


wi-win10ie11uninst03.png
IE11をアンインストールする(2)
[Windowsの設定]アプリを起動して、
[アプリ]をクリックする。


wi-win10ie11uninst04.png
IE11をアンインストールする(3)
[アプリ]画面の左ペインで[アプリと機能]を選択する。
右ペインの「アプリと機能」欄にある
[オプション機能]リンクをクリックする。



wi-win10ie11uninst05.png

IE11をアンインストールする(4)
[オプション機能]画面になったら、
[Internet Explorer 11]をクリックする。
[アンインストール]ボタンが表示されるので、
これをクリックして、この項目が消えた後に
手動で再起動を実行する。


wi-win10ie11uninst06.png
IE11をアンインストールする(5)
再起動でIE11がアンインストールされる。
[スタート]メニューからも
[Internet Explorer]は削除されている。


なお、アプリケーション内でIE11を呼び出して
利用しているようなものは、
IE11のアンインストールによってエラーが発生
する可能性もある。
IE11の削除後に障害が発生した場合は、
下記の手順で再インストールすること。


IE11を再インストールする

アンインストールしたIE11が何らかの必要になった場合、
[オプション機能]画面を開き、
「機能の追加」の[+]ボタンをクリックし、
[機能の追加]画面を開き、この画面の
「Internet Explorer 11」をクリックして、表示された
[インストール]ボタンをクリックすればよい。
再起動を実行すると、IE11のインストールが行われる。


wi-win10ie11uninst07.png
IE11を再インストールする(1)
[Windowsの設定]アプリで[アプリ]画面を開き、
左ペインで[アプリと機能]を選択する。
右ペインの「アプリと機能」欄にある
[オプション機能]リンクをクリックする。


wi-win10ie11uninst08.png
IE11を再インストールする(2)
[オプション機能]画面になったら、
「機能の追加」の[+]ボタンをクリックする。


wi-win10ie11uninst09.png
IE11を再インストールする(3)
追加可能な機能が表示されるので、
[Internet Explorer 11]をクリックする。
[インストール]ボタンが表示されるので、
これをクリックして、手動で再起動を実行する。
これで再起動後、IE11が再び利用できるようになる。


IE11に不具合が発生して、Webページが
正しく表示できなくなったような場合でも、
アンインストール後、再インストールすることで
改善できる可能性がある。

なお、IE11をアンインストールしても、
主要なプログラムファイル(DLLなど)はシステム残留する。
また、上記のDLLを利用してWebページを表示するような
アプリケーションについては、引き続き
IE11の脆弱性の影響を受ける可能性があるので注意したい。
IE11をアンインストールしても、
引き続きセキュリティ更新プログラムの適用は忘れないようにしてほしい。


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Chromium版になったMicrosoft Edgeをアンインストールする

「Chromium」で何が変わるのか?

2020年1月、Windows 10のデフォルトブラウザ
「Micfosoft Edge」の、「Chromium」(クロミウム)
ベースとなった最新版が配信開始になりました。


最新版の注目すべき点は、何といっても「Chromium」です。
これは何で、どのような意味があるのか? 
最新版に更新する前に、簡単におさらいしておきましょう。
次に、5つのポイントを紹介します。


1.ブラウザーの核「レンダリングエンジン」が新しく

Webブラウザーは、Webサイトから提供される
「HTML」などのデータを読み込み、
解釈してWebページとして表示します。
このHTMLなどを解釈して画面表示を行うソフトウェアを
「レンダリングエンジン」または「エンジン」と呼びます。
Webブラウザーにとってはまさにエンジン、
機能の核といえる部分です。

これまで、Microsoft Edgeは「EdgeHTML」という
エンジンを搭載していました。
これを「Chromium」という別のブラウザーを
ベースにしたものに載せ替えたのが、
最新版の大きな変更点です。


2.独自路線からオープンソースへ

Chromiumは、オープンソースのブラウザーと説明されます。
オープンソースは、ソフトウェアの内容・機能を記した
「ソース」(ソースコード)を、
一定の条件のもとで誰もが利用・閲覧・修正などができることが特徴です。


オープンソースのブラウザーであるChromiumは、
そのエンジンの内容・機能を誰もが閲覧ができ、
必要があれば修正も可能です。

これまでMicrosoftは、Windowsという最大シェアのパソコン用OSに
独自の(オープンソースでない)エンジンを搭載した
「Internet Explorer」や「Microsoft Edge」を搭載してきました。
Windows標準のブラウザーが独自エンジンから
オープンソースに代わったことは、
パソコン用ブラウザーの歴史において非常に大きな転換だと捉えられます。


3.利用環境が広がる

従来のMicrosoft EdgeのエンジンであるEdgeHTMLは、
Windows 10版しかなく、Windows版のEdgeはWindows 10でしか
使えませんでした。
しかし、Chromiumベースとなることで、
Windows 8.1以前のバージョンでもEdgeを利用可能になりました。

macOS版、iOS版、Android版のChromiumベースの
Edgeも配信されています。
Windows以外のMicrosoft EdgeはOSごとに
異なるエンジンを搭載した状態でしたが、
エンジンが統一されることで、連携機能の強化も期待できます。


4.旧Edgeは利用できなくなる

今後のMicrosoft EdgeはChromiumベースへと完全に方向転換され、
更新後は、EdgeHTMLをエンジンに搭載した
旧バージョンを利用できなくなります。
Chromiumベースになっても一般的なWebの利
用体験が大きく変わることはありませんが、
一部のWebアプリケーションでは不具合が起こる可能性も考えられます。

企業の社内システムを利用するパソコンなどでは、
システム管理者の確認が取れるまで更新を控えるようにしましょう。

5.e-Taxを利用する人は確定申告後にアップデートを

上記4と関連しますが、Chromiumベースのブラウザーでは、
確定申告を行う「e-Tax」の一部機能が
利用できないことが判明しています。
そのため、日本では自動更新が4月1日以降に予定されています。

e-Taxを利用予定の人は、確定申告後に更新を行いましょう。



Windows UpdateでMicrosoft Edgeが新しい
Chromiumベースに更新されて困った、
あるいはMicrosoft Edgeは使わないのでアンインストールしたい、
という人はいないだろうか。
残念ながらMicrosoft Edgeを完全にアンインストールすることはできないが、
古いMicrosoft Edgeに戻したり、
Microsoft Edgeが起動できないように無効化したりすることは可能です。

wi-win10edgeuninstall01.png
Microsoft Edgeはアンインストールできないの?
Chromium版Microsoft Edgeを古いMicrosoft Edgeに戻したい、
ということはないだろうか。
残念ながら、GUIで簡単に古いMicrosoft Edgeに戻すことはできない。
どうしても戻したいのであれば、
少々面倒だがコマンドラインを使うことで可能です。
その方法を紹介します。


更新プログラムを適用したら、
いつの間にかMicrosoft Edgeのアイコンが変わり、
Chromium版Microsoft Edge(以下、Chromium版Edge)に
なって困っている人もいるのではないだろうか。
特に管理者や開発者で古いMicrosoft Edgeでの
動作確認が必要な人は、
新たにChromium版Edgeに更新されていない
環境を作らなくてはならず面倒が増える。

というのも、Windows UpdateでChromium版Edgeに
更新された場合、[コントロールパネル]の
[プログラムと機能]や[Windowsの設定]アプリの
[アプリ]画面で古いMicrosoft Edgeに戻したり、
アンインストールしたりできないから。

Internet Explorerは[Windowsの設定]
アプリの[アプリ]画面でアンインストール可能だ。

Internet ExplorerのようにMicrosoft Edgeを
完全にアンインストールすることはできないが、
Chromium版Edgeが不要ならば、
これをアンインストールして古い
Microsoft Edgeに戻すことは可能だ。
その方法を紹介しします。

Chromium版Edgeをアンインストールする

Chromium版EdgeはWindows Updateで
インストールされた場合、[コントロールパネル]の
[プログラムと機能]や[Windowsの設定]
アプリの[アプリ]画面といったWindows 10の
標準機能やアプリをアンインストールする方法に対応していない。

[コントロールパネル]の[プログラムと機能]を開き、
右ペインの[Windowsの機能の有効化または無効化]を選択し、
[Windowsの機能]ダイアログを開いても、
「Internet Explorer 11」はあるものの、
「Microsoft Edge」はなく、機能の無効化が行えない。

wi-win10edgeuninstall02.png
[Windowsの機能]ダイアログには「Microsoft Edge」がない
[コントロールパネル]の[プログラムと機能]画面を開き、
左ペインで[Windowsの機能の有効化または無効化]を選択すると、
[Windowsの機能]ダイアログが表示される。
Internet Explorer 11などは、
ここで無効化(アンインストール)が可能だが、
Microsoft Edgeはそもそも一覧にさえ表示されない。


同様に[Windowsの設定]アプリの[アプリ]画面の
[アプリと機能]を開くと、
「Microsoft Edge」が見つかるものの、
[アンインストール]ボタンがグレーアウトしていて、
アンインストールが行えなくなっている
(「Microsoft Edge Update」も同様)。


wi-win10edgeuninstall03.png
[Windowsの設定]アプリではアンインストールができない(1)
[Windowsの設定]アプリの[アプリ]-[アプリと機能]
画面では、多くの標準アプリがアンインストール可能となっている。
例えば、ゲームの「Microsoft Solitaire Collection」をクリックすると、
[アンインストール]ボタンが表示され、
これをクリックすることで簡単にアンインストールが行える。


wi-win10edgeuninstall04.png
[Windowsの設定]アプリではアンインストールができない(2)
「Microsoft Edge」をクリックすると、
[アンインストール]ボタンがグレーアウトしており、
押すことができず、アンインストールも行えない。


Chromium版Edgeをアンインストールする

エクスプローラーでChromium版Edgeがインストールされている
フォルダ「C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge」を開き、
さらにその下の「\Application\<バージョン番号>\Installer」
フォルダを開く。原稿執筆時点のバージョン番号は、
「85.0.564.41」であった。

このフォルダを開いたら、エクスプローラーの
[ファイル]メニューをクリックし、
メニューから[Windows PowerShellを開く]-
[Windows PowerShellを管理者として開く]を選択し、
管理者権限でPowerShellを開く
(管理者権限でコマンドプロンプトを開いてコマンドを実行してもよい)。

PowerShell/コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する。
PowerShellの場合、「.¥」を忘れるとコマンドが
実行できないので注意してほしい。

.¥setup.exe --uninstall --system-level --verbose-logging --force-uninstall
Chromium版Edgeをアンインストールするコマンド

wi-win10edgeuninstall05.png
Chromium版Edgeをアンインストールする(1)
エクスプローラーで
「C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\\<バージョン番号>\Installer」
フォルダを開く。


wi-win10edgeuninstall06.png
Chromium版Edgeをアンインストールする(2)
エクスプローラーの[ファイル]メニューを開き、
[Windows PowerShellを開く]-
[Windows PowerShellを管理者として開く]を選択する。


wi-win10edgeuninstall07.png
Chromium版Edgeをアンインストールする(3
管理者権限でPowerShellが開くので上記のコマンドを実行する。
Chromium版Edgeのアンインストールが実行される。
何もメッセージなどは表示されない。


「--verbose-logging」は、アンインストール時のログを
残さないようにするオプションなので、
付けても付けなくてもよい。

これでChromium版Edgeがアンインストールされ、
古いMicrosoft Edgeに戻る。
再起動も不要。

この状態だとしばらくすると再びWindows Updateによって
Chromium版Edgeがインストールされてしまう。

Microsoftは(Chromium版ではない)従来の
Microsoft Edgeのサポートを、
2021年3月9日で終了する

ことを公表している。サポート終了後は、
セキュリティ更新プログラムの無償提供が行われなくなるので、
脆弱(ぜいじゃく)性が見つかっても修正できず、
使い続けることは難しくなるので注意してほしい。


古いMicrosoft Edgeを無効化する

古いMicrosoft Edgeは、
残念ながらアンインストールすることはできないようだ。
何らかの理由で起動できなくしたい場合は、
無効化することは可能だ。

ただし、アンインストールするわけではないので
ストレージ容量は増えないし、
更新プログラムなどによって再び有効化されたり、
何らかのエラーが発生したりする可能性もあるので
注意してほしい。
また、Microsoft Edgeのコンポーネントを利用するアプリでは、
そのアプリも起動できなくなる可能性もある。

以下では、2種類の無効化手順を説明します。
どちらか一方を実施すれば無効化できます。


グループポリシーでMicrosoft Edgeを無効化

Windows 10 Home以外であれば、
グループポリシーの「ソフトウェアの制限のポリシーを使うことで、
Microsoft Edgeの起動をブロックすることができる。

[Windows]+[R]キーで
[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示し、
入力ボックスに「gpedit.msc」と入力して、
[Enter]キーを押す。
グループポリシーエディターが起動するので
、左ペインで[コンピューターの構成]-
[Windowsの設定]-[セキュリティの設定]-
[ソフトウェアの制限のポリシー]を選択する。
ソフトウェアの制限のポリシーが何も定義されていない場合は、
右ペインに「ソフトウェアの制限のポリシーが定義されていません」と
表示されるので、左ペインの[ソフトウェアの制限のポリシー]を
右クリックして、[新しいソフトウェアの制限のポリシー]を選択する。

左ペインの[ソフトウェアの制限のポリシー]以下に
[セキュリティレベル]と[追加の規則]の2つの項目が
追加されるので、[追加の規則]を選択する。
右ペインの空いているところを右クリックして、
メニューから[新しいパスの規則]を選択する。
[新しいパスの規則]ダイアログが表示されるので、
「パス」の[参照]ボタンをクリックして、
下記のMicrosoft Edgeのインストールフォルダ
(「_8wekyb3d8bbwe」の部分は環境によって異なっている可能性がある)
を指定する。

C:\Windows\SystemApps\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe
Microsoft Edgeのインストールフォルダ

セキュリティレベルとして「許可しない」を選択し、
[OK]ボタンをクリックする。
これで、Microsoft Edgeを起動しようとすると、
「このアプリは、システム管理者によってブロックされています」と
表示されて起動できなくなる。

wi-win10edgeuninstall08.png
グループポリシーでMicrosoft Edgeを無効化する(1)
[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、
「gpedit.msc」と入力して、[Enter]キーを押す。
グループポリシーエディターが起動するので、
左ペインで[コンピューターの構成]-[Windowsの設定]-
[セキュリティの設定]-
[ソフトウェアの制限のポリシー]を選択する。


wi-win10edgeuninstall09.png
グループポリシーでMicrosoft Edgeを無効化する(2)
右ペインに定義済みのポリシーが表示されない場合は、
[ソフトウェアの制御のポリシー]を右クリックして、
メニューから[新しいソフトウェアの制御のポリシー]を選択する。


wi-win10edgeuninstall10.png
グループポリシーでMicrosoft Edgeを無効化する(3)
[ソフトウェアの制御のポリシー]の下の
[追加の規則]を選択する。
右ペインの空いているところを右クリックして、
メニューから[新しいパスの規則]を選択する。


wi-win10edgeuninstall11.png
グループポリシーでMicrosoft Edgeを無効化する(4)
[新しいパスの規則]ダイアログが表示されるので、
「パス」にMicrosoft Edgeのインストールフォルダを入力する。
[参照]ボタンをクリックして、
フォルダをたどって指定してもよい。
また、「セキュリティレベル」は[許可しない]を選択する。


wi-win10edgeuninstall12.png
グループポリシーでMicrosoft Edgeを無効化する(5)
Microsoft Edgeを実行しようとすると、
このダイアログが表示され起動できない。


ここではローカルグループポリシーで設定しているが、
もちろんActive Directory環境であれば
グループポリシーとして設定することでドメインに参加している
複数のPC上でMicrosoft Edgeの起動をブロックすることが可能。

ブロックを解除するには、追加したMicrosoft Edgeの
「パスの規則」を右クリックして、
メニューから[削除]を選択すればよい。

wi-win10edgeuninstall13.png
ブロックを解除する
ブロックを解除するには、追加したMicrosoft Edgeの
「パスの規則」を右クリックして、
メニューから[削除]を選択する。


Microsoft Edgeのインストールフォルダの名前を変更して無効化

少々強引な方法だが、Microsoft Edgeの
インストールフォルダ名を変更することで、
起動できなくする(無効化する)ことが可能だ。
この場合、Microsoft Edgeのコンポーネントなどを
利用しているアプリがある場合、
こうしたアプリでは不具合が発生するので注意してほしい。

インストールフォルダ名を変更するには、
バックグラウンドで起動しているMicrosoft Edgeのプロセスを
停止する必要がある。
Microsoft Edgeが実行中の場合、
エラーとなってフォルダ名は変更できない。

タスクバーの空いているところを右クリックして、
メニューから[タスクマネージャー]を選択して、
タスクマネージャーを起動する。
実行中のアプリ名しか表示されない
「簡易表示」になっている場合は、
タスクマネージャー画面の左下にある「詳細」の
[v]アイコンをクリックして、「詳細表示」に切り替える。

[プロセス]タブを開き、「バックグランドプロセス」から
「Microsoft Edge」を探し、右クリックメニューの
[タスクの終了]を選択する。
これでMicrosoft Edgeのプロセスが終了し、
フォルダ名の変更が可能になる。

あとはエクスプローラーで
Microsoft Edgeのインストールフォルダ名を、
「Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe_bak」などに
変更すればよい。
削除してしまうと不具合が発生した場合に
戻せなくなるので、必ずフォルダ名の変更にとどめておく。


wi-win10edgeuninstall14.png
Microsoft Edgeのインストールフォルダの名前を変更して無効化する(1)
タスクバーの空いているところを右クリックして、
メニューから[タスクマネージャー]を選択する。


wi-win10edgeuninstall15.png

Microsoft Edgeのインストールフォルダの名前を変更して無効化する(2)
タスクマネージャーが「簡易表示」で開いた場合は、
左下の[詳細]をクリックして、「詳細表示」に切り替える。



wi-win10edgeuninstall16.png
Microsoft Edgeのインストールフォルダの名前を変更して無効化する(3)
タスクマネージャーが詳細表示になったら、
[プロセス]タブを開き、プロセスの一覧から
「Microsoft Edge」を探す。
「Microsoft Edge」を右クリックして、
メニューから[タスクの終了]を選択する。


wi-win10edgeuninstall17.png


Microsoft Edgeのインストールフォルダの名前を変更して無効化する(4)
エクスプローラーで「C:\Windows\SystemApps」フォルダを開く。
「Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe」を軽くクリックして、
フォルダ名の変更を可能にして、
「Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe_bak」などに
フォルダ名を変える。


wi-win10edgeuninstall18.png
Microsoft Edgeのインストールフォルダの名前を変更して無効化する(5)
管理者権限の確認ダイアログが表示されるので、
[続行]ボタンをクリックする。
サインインしているアカウントに管理者権限がない場合は、
管理者権限のあるアカウントとパスワードの入力が必要になる。


wi-win10edgeuninstall19.png
Microsoft Edgeのインストールフォルダの名前を変更して無効化する(6)
[ユーザーアカウント制御]の確認ダイアログが表示されるので、
[はい]ボタンをクリックする。
これでMicrosoft Edgeのインストールフォルダ名が変更され、
Microsoft Edgeが起動できなくなる。


これで[スタート]メニューなどから[Microsoft Edge]を
選択しても、Microsoft Edgeは起動しなくなる。
Microsoft Edgeを起動できるようにするには、
フォルダ名を元に戻せばよい。






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Microsoft Edgeに不具合が発生した際に試す6つのこと

Microsoft Edgeに何らかの不具合が発生し、
Webページが正しく表示できなくなったり、
起動できなくなったりした際に試してみるとよい6つの作業を紹介します。
これらによって、Microsoft Edgeが復旧できる可能性がある。

wi-cedgerepair01.png
Microsoft EdgeでWebページが表示されないなどの
不具合が発生した場合に試すこと
Microsoft EdgeでWebページが表示されなかったり、
表示が乱れたりした場合に試すと
よいことをまとめてみた(画面はイメージ)。

最新版への更新に失敗したり、
何らかの不具合が発生したりして、「Chromium版Microsoft Edge)」が
起動しなくなったり、Webページが正しく
表示できなくなったりすることがある。
こうした不具合が起きてしまったら、
Web検索で対処方法を調べることもままならないので、
対処方法を事前に覚えておくとよいでしょう。

これまでWindows 10に標準搭載されていた
edgeHTML版のMicrosoft Edgeは、
2021年3月31日にそのサポートが終了し、
今後の更新プログラムで順次、Chromium版の方が
標準ブラウザになる。それに伴い、
トラブル対策の手順も変更になっているので注意してほしい。

ここでは以下の6つの対処方法を紹介する。
これらの作業でEdgeが復旧できる可能性があるので、
その手順を覚えよう。

1.Windows10を再起動する
2.Edgeを最新版に更新する
3.Edgeのキャッシュや履歴などを削除する
4.Edgeの設定を初期化する
5.Edgeを再インストールする
6.復元ポイントで以前の状態に戻す

明らかにマルウェアが原因でEdgeが起動しないような場合は、
ウイルス対策ソフトウェアでマルウェアを除去する
(マルウェアを除去するまで再起動は行わないこと)。
大手ウイルス対策ソフトウェアベンダーの体験版や、
Malwarebytesなどのフリー版/試用版を利用するのがよい。



1. Windows10を再起動する

更新プログラムの適用が完了していない、
Windows10のリソースが不足しているなどの理由で、
Edgeが起動できなかったり、
挙動がおかしくなったりすることがある。
このような場合、Windows10を再起動してみると、
更新プログラムの適用が完了したり、
リソース不足が解消されたりして、
Edgeが起動できるようになることがある。

Windows 10の再起動は、[スタート]メニューの[電源]
アイコンをクリックし、[再起動]を選択すればよい。

wi-cedgerepair02.png
Windows10を再起動する
Windows10を通常通り再起動することで、
Edgeの不具合が解消する可能性がある。


2. Edgeを最新版に更新する

Edgeを更新しないままでいたり、
長期間更新プログラムを適用していない状態だったりすると、
Edgeに不具合が起きることがある。

Edgeを最新版に更新しよう。
それには、Edgeのアドレスバー右側にある[…]アイコンを
クリックし、[設定]を選択する。[設定]画面が開くので、
左ペイン[Microsoft Edgeについて]を選択する。
右ペインに[バージョン情報]画面が開き、
自動的に最新版のチェックが行われる。
現在のバージョンよりも新しいバージョンが提供されている場合は、
自動的に更新が行われ、Edgeの再起動が促される。
Edgeを再起動すれば、最新版に更新される。

wi-cedgerepair03.png
Edgeを最新版に更新する(1)
Edgeを起動し、アドレスバー右側の[…]アイコンをクリックする。
表示されたメニューで[設定]を選択し、
[設定]画面を開く。
左ペインで[Microsoft Edgeについて]を選択すると、
自動的に更新版の有無が確認される。


wi-cedgerepair04.png
Edgeを最新版に更新する(2)
更新版がある場合、自動的に更新が行われる。
[再起動]ボタンが表示されたら、これをクリックして、
Edgeの再起動を行い、最新版に更新する。

Windows10自体の更新プログラムも適用すべきだ。
Windows Updateを実行し、最新の更新プログラムを適用したり、
デバイスドライバを更新したりすることで、
Edgeの不具合が解消され、起動できるようになることがある。

[スタート]メニューの[歯車(設定)]アイコンをクリックして、
[Windowsの設定]画面を開く。
ここで[更新とセキュリティ]アイコンをクリックして、
[更新とセキュリティ]画面を開き、左ペインで
[Windows Update]を選択、右ペインで
[更新プログラムのチェック]ボタンをクリックする。
更新プログラムがある場合は、自動的に適用が行われるので、
インストールが完了するまで待てばよい。
その後、再起動などは指示に従うこと。

wi-cedgerepair05.png

更新プログラムを適用する
更新プログラムに起因する不具合の場合、
最新の更新プログラムを適用することで、
不具合が解消することもある。


3. Edgeのキャッシュや履歴などを削除する

Edgeを含むほとんどのWebブラウザでは、
閲覧したWebページなどをローカルストレージ内の
キャッシュに保存し、表示の高速化を実現している。
しかし、キャッシュしたWebページに問題がある場合、
それが原因でWebページが正しく表示されないことがある。
このような場合、Edgeに保存されているキャッシュや
履歴などを削除すればよい。

Edgeを起動し、アドレスバーの左側にある
[…]アイコンをクリックし、メニューで[設定]を選択する。
[設定]画面が開くので、左ペインで
[プライバシー、検索、サービス]を選択する。
右ペインが[こんにちは、<ユーザー名>さん。
弊社ではお客様のプライバシーを尊重しています。]画面になるので、
画面を「閲覧データをクリア」欄までスクロールする。

「今すぐ閲覧データをクリア」の右側にある
[クリアするデータの選択]ボタンをクリックして、
表示された[閲覧データをクリア]ダイアログで時間の範囲や
クリアする項目を選択する。
時間の範囲は、Edgeの表示がおかしくなった
期間より長い範囲を指定する。
まず「過去24時間」や「過去1週間」あたりを試してみて、
表示を確認して、問題が解消しないようなら
期間を延ばすとよいだろう。

クリアする項目は、「Cookieおよびの他のサイトデータ」と
「キャシュされた画像とファイル」を選択し、
それ以外の項目は任意で選択すればよい。
ただし、「Cookieおよびの他のサイトデータ」をクリアすると、
認証が必要なほとんどWebサイトでログアウトが行われてしまい、
次回訪問時にログイン(認証)が必要になるので注意が必要だ。

[今すぐクリア]ボタンをクリックすれば、
対象の期間に保存されたデータがクリアされる。

wi-cedgerepair06.png
Edgeのキャッシュなどを削除する(1)
Edgeを起動し、アドレスバー右側の[…]アイコンをクリックする。
表示されたメニューで[設定]を選択し、[設定]画面を開く。
左ペインで[プライバシー、検索、サービス]を選択する。
右ペインをスクロールして、「閲覧データをクリア」欄の
[クリアするデータの選択]ボタンをクリックする。


wi-cedgerepair07.png
Edgeのキャッシュなどを削除する(2)
[閲覧データをクリア]ダイアログが表示されるので、
クリアする対象期間を選択し、
クリアする項目にチェックを入れる。
[今すぐクリア]ボタンをクリックすると、
対象のデータがクリアされる。


4. Edgeの設定を初期化する

Edgeの設定を変更したことで、
その挙動がおかしくなってしまった場合、
いったん設定をリセットして、再び設定をし直すとよい。

それには、Edgeを起動し、アドレスバーの左側にある
[…]アイコンをクリックし、
メニューで[設定]を選択する。
[設定]画面が開くので、左ペインで[設定のリセット]を選択する。
右ペインが[設定のリセット]画面になるので、
「設定を復元して既定値に戻します」の右側にある
[>]をクリックする。
[設定のリセット]ダイアログが表示されるので、
[リセット]ボタンをクリックする。
これで、スタートアップページや
検索エンジンなどの設定がリセットされ、
拡張機能が無効化、Cookieなどのデータがクリアされる。
なお、「設定のリセット」では、お気に入り(ブックマーク)や履歴、
保存されているパスワードなどはクリアされない


wi-cedgerepair08.png
Edgeの設定を初期化する(1)
Edgeを起動し、アドレスバー右側の[…]アイコンをクリックする。
表示されたメニューで[設定]を選択し、[設定]画面を開く。
左ペインで[設定のリセット]を選択する。
右ペインの[>]ボタンをクリックする。



wi-cedgerepair09.png
Edgeの設定を初期化する(2)
[設定のリセット]ダイアログが表示されるので、
[リセット]ボタンをクリックする。


5. Edgeを再インストールする

ここまでの操作で不具合が解消されないような場合、
Edgeを再インストールしてみよう。
ただ、Edgeのインストーラーを実行しても
、再インストールは行えないので注意してほしい。
再インストールを行うには、
事前にEdgeをアンインストールしておく必要がある。

アンインストールの前にEdgeのインストーラーをダウンロードしておく。
それには、Internet Explorer(IE)やGoogle Chromeなど
Edge以外のブラウザで、次のMicrosoftのページを開く。


このページを下にスクロールして、「Windows」欄にある
[Microsoft Edgeを入手する]というリンクをクリックし、
「MicrosoftEdgeSetup.exe」という
インストーラーをダウンロードして保存しておく。

wi-cedgerepair14.png
Edgeのインストーラーをダウンロードする(1)
Edge以外のWebブラウザで、
[Microsoft Edgeを入手する]リンクをクリックする。


wi-cedgerepair15.png
Edgeのインストーラーをダウンロードする(2)
このダイアログが表示されるので、使用許諾を確認して、
[同意してダウンロード]ボタンをクリックする。
インストールパッケージの「MicrosoftEdgeSetup.exe」が
ダウンロードできるので保存しておく。

Edgeを終了してから、エクスプローラーで
Edgeがインストールされているフォルダ「
C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge」を開き、
さらにその下の「\Application\<バージョン番号>\Installer」
フォルダを開く。
原稿執筆時点のバージョン番号は、「89.0.774.68」であった。

このフォルダを開いたら、エクスプローラーの
[ファイル]メニューをクリックし、メニューから
[Windows PowerShellを開く]-
[Windows PowerShellを管理者として開く]を選択し、
管理者権限でPowerShellを開く
(管理者権限でコマンドプロンプトを開いてコマンドを実行してもよい)。

PowerShell/コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する。
PowerShellの場合、「.¥」を忘れると
コマンドが実行できないので注意してほしい。

.¥setup.exe --uninstall --system-level --verbose-logging --force-uninstall
Edgeをアンインストールするコマンド

Edgeがアンインストールできたら、
ダウンロードしておいたEdgeのインストーラー
(MicrosoftEdgeSetup.exe)を実行すると、
Edgeが再インストールできる。

6. 復元ポイントで以前の状態に戻す

Edgeの更新や、更新プログラムの適用などによって
不具合が生じた場合、復元ポイントを利用して、
システムをEdgeの更新前や更新プログラム適用前に戻すことで、
復旧できる可能性がある。

[Windowsの設定]アプリを起動し、
[システム]-[詳細情報]画面を開き、画面下部または右端の
「関連設定」欄で[システムの保護]をクリックする。
[システムの保護]タブが開いた状態で
[システムのプロパティ]ダイアログが開くので、
ここで[システムの復元]ボタンをクリックする

[システムの復元]ウィザードが起動するので、
[選択したイベントの前の状態にコンピューターを復元します。]
画面の「他の復元ポイントを表示する]にチェックを入れて、
更新プログラム適用前を選択、ウィザードを進めて、
再起動を行うと、システムを戻すことができる。


wi-cedgerepair16.png
復元ポイントで以前の状態に戻す(1)
[システムのプロパティ]ダイアログの[システムの保護]タブを開き、
[システムの復元]ボタンをクリックする。


wi-cedgerepair17.png
復元ポイントで以前の状態に戻す(2)
[システムの復元]ウィザードが起動するので、
「別の復元ポイントを選択する」を選択して、
[次へ]ボタンをクリックして先に進める。


wi-cedgerepair18.png
復元ポイントで以前の状態に戻す(3)
保存されている復元ポイントが複数ある場合は、
一覧から復元したい復元ポイント(Edgeの不具合発生前)を選択し、
[次へ]ボタンをクリックする。


wi-cedgerepair19.png
復元ポイントで以前の状態に戻す(4)
この画面で[完了]ボタンをクリックすると、
システムの復元が行われる。
再起動後、指定した復元ポイント時点まで
システムファイルの変更が戻される。

以上の操作を行ってもEdgeが復旧しないような場合は、
Windows 10自体の回復や再インストールが必要になる可能性がある。
そうした事態を防ぐためにも、
事前に復元ポイントを手動で作成しておいたり、
システムのバックアップをとっておいたりするとよいでしょう。





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Internet Explorer11(IE)サポート終了


Windows OSには、いずれかのバージョンの「Internet Explorer(IE)」が

必ずインストールされている。そして、ユーザーが直接使うWebブラウザに限らず、

さまざまなアプリケーションがHTMLファイルなどを表示する

際のコンポーネントとしても、IEはよく利用されている。


そのIEに「寿命」があることはご存じだろうか?

過去にWindows XPやWindows 7でよく話題に上った

「サポート終了時期」のことである。

サポートが終了すると、IEが実質的に利用できなくなったり、

機能が限定されたりするため、IEを使うことがあるなら、

そのサポート終了時期は知っておいた方がよい。


Windows OSごとに、サポートされているIEのバージョンおよびその終了時期が

一目で分かるように図で表してみた。

さらにネットサービスによるIEサポート終了の動きについてもまとめている。

IEから他のブラウザへ移行する計画立案などの役に立てば幸いだ。




Windows 10/8.1のIEサポート終了時期

Windows 8.1やWindows 10といったクライアント
Windows OSのIEサポート終了時期は以下のとおりだ。
緑色のバー(横棒)が、Microsoftの製品ライフサイクルにおける
サポート期間を表す。
一方、オレンジ色の縦点線は、「Microsoft 365(Office 365)」という
MicrosoftのサービスにおけるIEのサポート終了期限を表す。
それぞれの詳細は後ほど説明する。

wi-1608eol_ie_client01.png


ie01.png


Window 10ではアップグレードを怠るとサポート期間が短くなる!?

上図や上表にある「LTSB」「LTSC」は、Windows 10の中でも特殊なタイプで、
バージョンアップ(アップグレード)しなくても長期にわたってサポートが提供される。
一方、市販のPCにプリインストールされていたり、
単体で小売り販売されていたりするのは、
上図の「Windows 10(LTSB/LTSC以外)」の方だ。
こちらの方が目にすることが多いだろう。

その「Windows 10(LTSB/LTSC以外)」の場合、
半年ごとにリリースされるWindows 10の新バージョンへの
アップグレード(機能アップデート)をしないでいると、
最初のリリースから1年半~3年程度、
すなわち2025年10月より前にサポートが終わってしまう。
その場合、その上で動作するIEのサポートも同時に終了するので注意が必要だ。
Windows 10のサポート期間については、以下の記事を参照していただきたい。

Windows ServerのIEサポート終了時期

Windows ServerのIEサポート終了時期は以下のとおり

wi-1608eol_ie_server01.png

ie02.png



IEのライフサイクルにおけるサポート終了の影響

前出の図で、緑色のバー(横棒)は、MicrosoftがIEのユーザーに
提供する各種サポートの提供期間を表している
「サポートライフサイクル」などと呼ばれる)。
そのサポートの中で特に重要なのが、脆弱性(ぜい弱性: セキュリティの不備)を
修正するセキュリティ更新プログラムの無償提供だ。
サポート期間中に脆弱性が見つかると、Microsoftはそれを修正する更新プログラムを
Windows Updateなどで無償配布して、マルウェアなどによる脆弱性への攻撃を阻止する。

一方、サポート期間が終了すると、脆弱性が見つかってもセキュリティ更新プログラムの
無償提供はされない(社会的に重大と判断される場合は例外的に提供されることがある)。
有償サポートを契約しない限り、脆弱性は修正されずに残るため、
マルウェアなどによる攻撃を受けやすくなり、
システムの乗っ取りや情報漏えいといったセキュリティ上の危険性が大幅に高まる。

このサポート期間を過ぎても、IEの機能は特に変わるわけではなく、
技術的には引き続きブラウザとして利用できる。だがセキュリティ上、
危険な状態に陥る以上、サポート終了後は使い続けることができない、と考えるべき。

MicrosoftのネットサービスがIEのサポートを2021年8月に終了

前述のライフサイクル上のサポート終了は、Windows 10なら2025年~2029年と
まだ余裕が感じられる。
だが、それとは別にIEの実質的寿命を縮める、
もう1つのサポート終了が近づいている。

前出の図で、オレンジ色の縦点線は、Microsoftのネットサービス
「Microsoft 365(Office 365)」で、IEのサポートを止める時期を表している。
Microsoft 365に限らず、一般的にネットサービスでは
利用可能なブラウザやクライアントアプリケーションの対象が限定されている。
その対象からIEを外す予定が明確に示された、ということだ。
これは2020年8月にMicrosoftが発表している。



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IPv6 【Internet Protocol Version 6】

IPv6とは、インターネットの基礎となる通信規約(プロトコル)である

IP(Internet Protocol、インターネットプロトコル)の仕様の一つ。

現在広く使われているIPv4(IP version 4)からの

置き換えが予定されている新しい規格。




せっかく自宅に光回線サービスを導入したのに「通信速度が遅い!」と

感じたことがある人は少なくないでしょう。

昨今はインターネットの利用者が増えてきたこともあり、

回線の混雑による通信速度の低下がよくみられるようになりました。

そのような通信速度の低下を防ぎ、改善してくれるのが「

IPv6」を使った新しい通信方式です。

実際に光回線サービスの広告などで

「IPv6にするとインターネット速度が改善される!」なんて宣伝していますよね。

そこで今回は、新しい通信方式IPv6とはなんなのかを、

光回線サービス初心者にもわかるように解説していきます。


IPv6とは?IPv4との違い

「IPv6」とは「Internet Protocol Version 6」の略称で、インターネット通信規格の1つです。

いまのインターネット環境では「IPv4」という通信規格が基準となっており、

IPv6はIPv4の新バージョンにあたります。

ちなみに、読み方は「アイピーブイ6」または「アイピーバージョン6」です。

「IPアドレス(Internet Protocol Address)」とは、

インターネットに接続された機器(パソコンやスマホ、家電製品など)に

割り当てられる固有の番号のことです。

割り当てられたIPアドレスは、

インターネットにつながっている機器を識別する役割を持っています。




IPv6とIPv4の違い

IPv4とIPv6の大きな違いは、IPアドレスを割り当てられる数です。

現在メインで使われているIPv4が、機器に割り当てられるIPアドレスは、
「約43億個」といわれています。
43億なんて、一見すると膨大な数に感じますが、
実は現時点でそのほとんどが割り当たっています。
ほとんどの回線が使われているため、回線の混雑が起きているのです。

世界の人口約60億を考えると、IPアドレスが不足するのは納得ですね。
そんなIPアドレス不足を回避するために誕生したのが、
新しいインターネット通信規格「IPv6」です。
IPv6が機器に割り当てられるIPアドレスは「約340澗(かん)個」で、
IPv4の約43億個を「43億×43億×43億」倍にした実質無制限といえる数です。

1png.png

無制限にIPアドレスを割り当てられるIPv6を利用することで、
IPアドレス不足の解消や回線混雑による通信速度の改善が期待されています。

ただ、IPv6が速いといわれているのはIPアドレスを割り当てられる数が多いからではなく、
「接続方式」の違いによるものです。
通信方式の違いとは、どういうことでしょうか?

通信方式はIPv4の「PPPoE」とIPv6の「IPoE」の2種類

インターネットの通信方式は、従来の方式「PPPoE」と
新方式「IPoE」の2種類で分けられます。

フレッツ光やドコモ光など、プロバイダによって通信方式が異なる場合があるので、
それぞれの特徴を理解しておきましょう。



PPPoEとは

「PPPoE」とは「Point-to-Point Protocol over Ethernet」の略称で、
IPv4で利用されている通信方式です。
ちなみに読み方は、「ピーピーピーオーイー」です。
この通信方式では、インターネットに接続したときのデータが
「基地局→網終端装置→プロバイダ」を通って送受信されます。
インターネットの利用者が多いときに通信速度が遅くなるのは、
データ送受信の際に通る「網終端装置」の設備が足りず、混雑してしまうからです。
網終端装置を必ず通るPPPoE方式のことを「トンネル方式」とも呼びます。

IPoEとは

「IPoE」とは「Internet Protocol over Ethernet」の略称で、
IPv6で利用される新しい通信方式です。
ちなみに読み方は「アイピーオーイー」です。
この通信方式の最大の特徴は、網終端装置を通さずに直接データ送受信できる点です。
これにより、IPv4で混雑しているルートを回避できるため、
通信速度が改善されるのです。
「IPv6にすると通信速度が速くなる」といわれているのは、
IPoE方式を採用しているからなのです。
直接データ送受信できるIPoE方式は「ネイティブ方式」とも呼ばれています。

2_2021040110424112d.png


IPv6とIPv4両方の通信が可能な「IPv4 over IPv6」

いいことだらけに見えるIPv6ですが、デメリットもあります。
それは、IPv4にしか対応していないサイトにはアクセスできないという点。
IPv6対応サイトはまだまだ少ないのが現状です。
IPv6対応/非対応のメジャーなサイトの例を挙げてみます。

3_20210401104450841.png


「IPv4 over IPv6」を利用すれば、IPv6とIPv4両方の対応サイトにアクセスできます。
また、IPv6と同等の通信品質でIPv4通信できるため、回線の混雑を防ぎ、
快適なインターネット通信が可能です。

※IPv4 over IPv6は、プロバイダによって
「v6プラス」や「IPv6オプション」など、サービス名称が異なります。



IPv6にする設定方法は

では実際にIPv6を利用するには、どうすればいいでしょうか。
IPv6(IPv4 over IPv6)を利用するためには、下記4つのステップが必要です。

1.IPv6対応の光回線・プロバイダと契約する
2.プロバイダにIPv6オプション「v6プラス」の利用申し込み
3.IPv6対応ルーターを用意する
4.端末側でIPv6の接続設定を行う

IPv6に対応しているかの設定を詳しく解説しています。



1.IPv6対応の光回線・プロバイダと契約する

IPv6へはプロバイダに申し込みを行いますが、そもそも契約している光回線が
IPv6に対応していない場合は、ドコモ光や@nifty光、auひかりなど、
IPv6対応サービスへの乗り換えが必要です。

また、ドコモ光などプロバイダを自分で選ぶ必要がある光回線では、
IPv6オプションに対応したプロバイダを選ぶことが重要です。
IPv6対応のプロバイダはいくつかあります。
特に「@nifty」はプロバイダの大手で、サポートも充実しているのでおすすめです。

2.プロバイダにIPv6オプション「v6プラス」の利用申し込み

IPv6対応サービスと契約または既に契約している場合、
次に行うのはIPv6オプション「v6プラス」への加入です。

加入方法は簡単で、すでに契約しているプロバイダに利用申し込みを行うだけ。
追加料金なしで申し込みできるプロバイダも多く、その場合、
無料でIPv6オプションに加入可能です。

申し込みは、WEBからプロバイダの会員ページにアクセスして行う方法や、
問い合わせ先に連絡する方法などがあります。
WEBから申し込む際は「プロバイダ名 IPv6」で検索すると、
すぐに申し込み用のページを見つけられるでしょう。

3.IPv6対応ルーターを用意する

「v6プラス」などのIPv6オプションに加入しても、
使っているWi-FiルーターがIPv6に対応していないと意味がありません。
用意するルーターは、必ずIPv6対応ルーターを選ぶようにしましょう。

また、Wi-Fiルーターを貸し出してくれるプロバイダもあります。
Wi-Fiルーターを自分で用意するとなると大体1万円前後の
出費がかかっていまうため、
プロバイダからレンタルできるなら、そちらの方がいいですよね。

プロバイダによってWi-Fiルーターのレンタル料金は異なり、
無料でレンタルできる会社から毎月500円前後の料金がかかる会社など、
さまざまです。

一概に「有料レンタルだから性能がいい」というわけではなく、
無料レンタルでも問題なく使えるのでご安心ください。

新規契約でプロバイダを選ぶ人、または契約中のプロバイダの変更を考えている人には、
IPv6対応でWi-Fiルーターの無料レンタルができるプロバイダがおすすめです。

4.端末側でIPv6の接続設定を行う

IPv6オプションに加入してIPv6対応ルーターを用意したら、
最後にインターネット接続する端末側(パソコンなど)で
IPv6接続に必要な設定を行いましょう。

ここではWindows10のパソコンで、IPv6通信できるようにする
設定方法を解説していきます。

Windows10のIPv6接続設定方法

1.まずはじめに、画面左下にある検索フォームに“
コントロールパネル”と入力しましょう。
検索結果に「コントロールパネル」が表示されたら、クリックして開きます。

1.jpg

コントロールパネルを開くと、各種設定画面が表示されます。
ネットワークとインターネット”にある
「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリックしましょう。

2.jpg

ネットワーク情報の画面に切り替わります。
“アクティブなネットワークの表示”にある「接続:Wi-Fi〜〜〜」
または「接続:イーサネット」をクリックして開きましょう。

3.jpg

接続しているネットワークの詳細画面が表示されたら、
画面左下にある「プロパティ」をクリック。

4.jpg

そうするとプロパティ画面が表示されるので、“この接続は次の項目を使用します”の中にある
「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」にチェックを入れましょう。
チェックを入れたら「OK」をクリックして、IPv6の設定完了です。

5.jpg

※パソコンの機種によっては、デフォルトで設定が済んでいる場合があります。



IPv6オプション対応の光回線サービス・プロバイダ

現状のインターネット環境に満足していない人は、
IPv6対応の光回線サービスへの乗り換えを検討してみましょう。

以下の光回線サービスなら、追加料金なしでIPv6オプションを利用できます。

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Wi-Fi6

家庭内や外出先でWi-Fiを使ってインターネット接続をすることが当たり前になりました。
この「Wi-Fi」という言葉は無線でのインターネット接続の代名詞のように使われており、
誰もが一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

そんなWi-Fiですが、2020年1月に第6世代のWi-Fi 6が登場しました。
Wi-Fi 6はこれまでのWi-Fiとはどう違うのでしょうか。
今回はWi-Fi 6の概要やメリットとデメリット、注意点などについて徹底解説します。

IEEE 802.11ax 【Wi-Fi 6】

IEEE 802.11axとは、無線LAN(Wi-Fi)の標準規格の一つで、
2.4GHz(ギガヘルツ)帯あるいは5GHz帯の電波を用いて
最高9.6Gbps(ギガビット毎秒)で通信できる仕様。
IEEEが2020年秋の標準化を目指しており、
第6世代のWi-Fi規格(Wi-Fi 6)となる。



Wi-Fi6とは

Wi-Fiとはパソコンやスマートフォンなどの端末を
インターネットへ接続するための無線ネットワーク規格の一つです。
Wi-Fi 6とは2020年現在で最新のバージョンのWi-Fiのことであり、
もともとは「IEEE 802.11ax」が正式名称でした。
Wi-Fi Allianceという団体が、このIEEE 802.11axを「Wi-Fi 6」にすると
発表したことで、正式にWi-Fi 6と呼ばれるようになりました。

Wi-Fi6の仕組み

Wi-Fi 6も従来のWi-Fiと同様に無線による通信の規格です。
Wi-Fiを使用して無線通信を行うためには、Wi-Fiルーターが必要です。
インターネットに直接接続されているのがWi-Fiルーターで、
私たちが使うパソコンやスマートフォンが、
Wi-Fiを使ってWi-Fiルーターに接続されるイメージです。

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Wi-Fi 6は6番目のWi-Fi規格です。
Wi-Fi 6とこれまでのWi-Fiとの違いについて、
過去のWi-Fi規格や最大通信速度、周波数をまとめた表で確認しましょう。

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表を見ると、Wi-Fi 6では最大通信速度が9.6Gbpsまで
速くなっていることがわかります。
しかしWi-Fi 6には他にも様々なメリットがあります。
それではWi-Fi 6のメリットについて見ていきましょう。

Wi-Fi6のメリット

新しいWi-Fi 6にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
従来のWi-Fiと比較した時の3つのメリットについて紹介します。

高速

Wi-Fi 6は従来のWi-Fi 5に比べて、通信速度が約1.4倍高速です。
通信速度が速いということは、
大容量なデータの転送が可能になるということです。
これにより、8Kや4Kなどの高画質な映像や、
ネットゲームの配信が可能です。
さらにWi-Fi 6では5GHz帯と2.4GHz帯の2つの周波数帯を使用するため、
回線の使用状況に応じて、使用する周波数帯を切り替えることも可能です。

混雑に強い

Wi-Fi 5以前では、接続する機器の数が増えると、
通信が混雑して、速度が遅くなったり、
つながりにくくなったりすることがありました。

しかしWi-Fi 6では「直交周波数分割多元接続(OFDMA)」と呼ばれる技術により、
同時接続する端末の数が増加しても、
通信の順番待ちが発生しないようになっています。
これにより、同時に多くのユーザーが接続するようなネットゲームも快適にプレイできます。

省エネ

Wi-Fi 6では無線子機にあたるスマートフォンやタブレットなどの
バッテリー消費を抑えられる「TWT(Target Wake Time)」と呼ばれる
技術が使われています。
これはWi-Fi 6の親機から子機への通信を調整することで、
信号の待ち受けを必要としない子機の通信機能をスリープ状態にすることで、
消費電力を抑えられる技術です。これにより端末のバッテリーをセーブできます。

Wi-Fi6のデメリット

Wi-Fi 6は登場したばかりの技術なので、対応している機器の中には高額な物もあります。
また、Wi-Fi 6に対応しているスマートフォンもあまり多くありません。
そのため人によっては、今すぐWi-Fi 6の恩恵を受けられるわけではありません。

例えば、iPhoneの場合、Wi-Fi 6に対応しているのは、
iPhone 11シリーズやiPhone SE(第2世代)のみです。
Android OSでは、サムスンの Galaxy S20/S10シリーズなどの
一部のスマートフォンのみです。

現状では、Wi-Fi 6に対応したデバイスは少ないですが、
これから発売されるデバイスにはWi-Fi 6が標準的に搭載されるでしょうし、
Wi-Fi 6が普及すれば、価格も落ち着いてくることが予想されます。

Wi-Fi6を導入する際の注意点

現状ではWi-Fi 6を導入するにあたり、以下の2点に注意が必要です。

Wi-Fi6対応の端末でないと性能が発揮されない

Wi-Fi 6に対応した端末は2020年現在では、まだあまり多くありません。
またWi-Fi 6に対応したルーターも少なく、値段も高額です。
Wi-Fi 6は次で紹介するように下位互換性を持つため、
Wi-Fi 5に対応した機器と接続できますが、その場合、
Wi-Fi 6の性能は発揮されません。

下位互換するので、現在使用している機器も継続使用可能

Wi-Fi 6は下位互換性を持つため、Wi-Fi 6のルーターを使っていても、
Wi-Fi 6に非対応なスマートフォンやタブレットの接続は可能です。
逆に、古いWi-Fi 5対応のルーターを使って、
Wi-Fi 6に対応している新しいスマートフォンやタブレットの接続も可能です。

Wi-Fi6と5Gの関係

Wi-Fi 6と5Gは、互いに弱点を補完し合う関係にあります。
5Gとは第5世代の次世代移動通信システムの事です。
Wi-Fi 6が限定された狭いエリアでの通信に特化しているのに対して、
5Gは基地局を経由した広範囲の通信を得意とする技術です。

Wi-Fi 6は、オフィスやカフェなどの、ある程度の狭い
範囲で多くの人が同時に通信する場合に効果的であり、
5Gは屋外や長距離での通信が必要な場合に有効な通信システムです。

このようにWi-Fi 6と5Gはともに、今後の社会的なインフラの
発展に大きく貢献することが期待されています。

ICT基盤として

これまでもスマートフォンによるキャッシュレス決済や、
スマートスピーカーにもWi-Fiは使われてきました。

これに加えて、あらゆるものをインターネットに接続させる
「IoT(Internet of Things)」や、大量の情報を処理することが求められる
「AI(人工知能)」など、インターネットで大量の情報を
高速に処理させなければならない場面が増えてきました。

このようなICT基盤を今後もさらに強力なものとするためにも、
Wi-Fi 6による通信環境の強化が求められているのです。

5Gの情報処理に新しい回線規格が必要

次世代移動通信システム5Gにより、広いエリアでの通信速度が大幅に向上しますが、
Wi-Fiの環境がそのままでは、5Gを有効に活用できません。5Gの普及に合わせて、
Wi-Fi 6という新しいWi-Fi規格を設けることで、
ネットワーク全体における通信環境を強化でき、
業務や日常生活をより便利にできるのです

まとめ

Wi-Fi 6の登場でインターネットの通信環境が強化され、
より便利で高速にインターネットを使用できることが期待されます。
2020年夏現在では対応している機器が少ないのですが、
これからWi-Fi 6に対応した機器が増えてくると思われます。
もしこれからWi-Fiルーターやスマートフォンを
買い替えようと思っているのでしたら、
Wi-Fi 6に対応した機種を選択してみてはいかがでしょうか。










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