初めてDVDをバックアップするなら
シンプルで使いやすい です。
現在は更新されていませんが Windows10 や
Windows11でも問題なく動作します。
DVDをハードドライブにバックアップする
DVDリッピングソフトです。
DVDディスクをハードドライブにバックアップして
バックアップすることができるDVDリッピングツール。
DVDディスクをDVDファイル(VIDEO_TS)や
ISOイメージでバックアップすることができます。
DVD Shrink の概要
DVD Shrink は、DVDディスクを
バックアップするためのフリーソフトウェアです。
DVDをフルバックアップするか、
不要なタイトルや字幕や音声トラックを削除して
バックアップすることができます。
二層(8GB)のDVDを一層(約4.7GB)に
圧縮するなど、DVDを指定サイズに
圧縮することができるのが特徴です。
DVD Shrink の機能
DVD Shrink の主な機能です。
機能 |
概要 |
出力形式 |
・そのままDVDフォルダにバックアップする
・ISOイメージファイルでバックアップする |
圧縮設定 |
・ムービーを指定サイズに圧縮
・ムービーをダミー化(画像ファイルに置き換える)
・不要なムービー/字幕/音声トラックを削除 |
そのほかの機能 |
・DVD のリージョンを変更またはフリー化 |
DVDディスクを好みの構成と圧縮率でバックアップできます
DVD Shrink は、DVD をハードドライブにバックアップして
バックアップすることができるDVDリッピングソフトです。
このソフトでは、DVDムービーを指定したサイズに
圧縮することができるので、
DVD全体のサイズを小さくできます。
また、不要な特典ムービーや不要な音声または
字幕を削除してDVDをバックアップすることができます。
出力可能な形式は DVDフォルダまたは ISO イメージファイルです。
DVD Shrink(シュリンク) 3.2.0.16 日本語版をダウンロード
ダウンロードはこちら
DVD Shrink 日本語版 (Ver.3.2.0.16)
DVD Shrinkのインストール
ダウンロードしたファイル
dvdshrink32016_jp_setup.zip
を解凍すると
dvdshrink32_jp_setup.exeとreadme.txt
が作られますので
dvdshrink32_jp_setup.exeを起動してください。

この画面が出たら次へをクリック

この画面で
ライセンス使用許諾に同意しますにチェックを入れて
次へをクリック

そのまま次へをクリック

そのまま次へをクリック

そのまま次へをクリック

そのまま次へをクリック

インストールをクリック

インストールが完了しました。
完了をクリックすると
セットアップウィザードが終了し
DVD Shrinkが起動します。
DVD Shrinkの設定
DVD Shrink 3.2.0.16 日本語版の各種設定
まず、メニューバーの編集をクリックし、一番下の
各種設定を選択、設定画面を表示しましょう。

DVD Shrinkの各種設定画面

各種設定画面には5つのタブが用意されています。
・各種設定
・プレビュー
・出力ファイル
・ストリームの選択
・ファイル I/O
変更したい項目をタブで選択します。

目標の DVD サイズ:圧縮出力するファイルのサイズをここで指定できます
DVD-5(4.7GB) |
4.7GB 片面1層式ディスクにバックアップするときに選択 |
4464 MB |
DVD-9(8.5GB) |
8.5GB 片面2層式ディスクにバックアップするときに選択 |
8124 MB |
カスタム |
任意の値を設定したい場合に選択 |
|
圧縮後の出力ファイルのサイズを指定します。
書き込む対象となるDVDメディアにあわせて設定してください。
通常は、片面1層式ディスクにバックアップするときは
①で DVD-5(4.7GB) を選択してください。
デフォルトではこの DVD-5(4.7GB) に設定されています。
DVD-5(4.7GB) を選択すると
4.7GBの片面1層式ディスクに書き込む場合の
最適なサイズに設定されるため
②欄は自動的に4464となります。
変更することはできませんし、変更する必要もありません。
片面2層式ディスクにバックアップする場合は
DVD-9(8.5GB) を選択してください。
②欄は自動的に8124となります。
圧縮後のファイルサイズを自分で指定したい場合は
カスタムを選択して、
②欄に好きなファイルサイズを入力してください。
ユーザー設定
③微小なサイズの音声/字幕ストリームを隠す
チェックを入れると、極端にサイズの小さい
音声ファイルや字幕ファイルが自動でリストから除外されます。
余分なファイルをバックアップの対象から
外すことでバックアップの品質が上がります。
④自動的に VIDEO_TS フォルダを開く
チェックを入れると、編集後に出力した
ディクトリのVIDEO_TSフォルダが自動的に開かれます。
⑤マルチタスクを優先する(分析とバックアップを低優先度モードで実行する)
チェックを入れると、
分析とバックアップを低優先度モードで実行するので
同時にほかの作業をすることができます。
チェックをせずに分析やバックアップをした場合
エラーが出たり映像、音声に乱れが生じることがあります。
プレビュー

①ビデオと音声のプレビューを有効にする
チェックを入れると
分析中、バックアップ中にプレビューを表示することができます。
逆にチェックを外すと
分析とバックアップにかかる時間を短縮できます。
デフォルトではプレビューが有効になっています。
分析とバックアップを少しでも短時間で
終わらせたい場合はチェックをはずしてください。
①にチェックを入れてある場合のみ
②、③を設定することができます。
ハードウェア設定に適した音声プレビューモードの選択
ステレオ |
一般的な設定 |
5.1-ch サラウンドサウンド |
5.1-ch サラウンドに対応している場合は選択 |
S/PDIF |
S/PDIF に対応している場合は選択 |
②で音声プレビューモードを選択します。
5.1-chサラウンドに対応している場合は
5.1-chサラウンドサウンド を、
S/PDIFに対応している場合はS/PDIFを選択してください。
どちらにも対応していない場合はステレオを選択しましょう。
わからない場合もデフォルトのまま
ステレオを選択しておけば大丈夫です。
DirectX Video Rendererの選択
システムのデフォルト Renderer を使用 |
一般的な設定 |
VMR-9 |
DirectX9でサポートされているフィルタ |
VMR-7 |
古いビデオカードを搭載したPC向け、動作が軽い。 |
Overlay Mixer |
古いビデオカードを搭載したPC向け、動作が軽い。 |
組み込まれているソフトウェアの Renderer を使用 |
ffdshow等が組み込まれている場合、 そのフィルターを利用して プレビュー画面が表示される |
③でプレビューを表示する際のDirectX Video Rendererを選択できますが
通常は システムのデフォルトRendererを使用 を選択しておけばOKです。
出力ファイル

下記の設定は出力される全ての DVD ファイルに適用されます
①マクロビジョンプロテクションの除去
マクロビジョンプロテクションを除去するとコピーガードが解除され
VHS等のビデオテープへのダビングが可能になります。
※コピーガードを解除することは著作権の
侵害になる場合がありますので注意してください。
②P-UOPs (ユーザー操作禁止項目)の除去
DVDによってはロゴの表示を強制したり広告のスキップを禁止するなど
メーカー側によるユーザー操作禁止項目があります。
ユーザ操作禁止を解除する場合はチェックを入れてください。
③layer break の除去
2層式DVDを再生中、
1層目から2層目への切り替え時に映像が
一瞬途切れる(止まる)現象を防ぐ機能です。
片面1層式ディスクにバックアップする場合は関係ありません。
④VOB ファイルを 1GB 単位で分割する(推奨)
OSや機種、プレイヤー等、環境によって一度に
1GB以上のファイルを扱えない場合があります。
その場合VOB ファイルを 1GB 単位で分割する必要があります。
自分の環境を確認できない場合も分割しておけば安心です。
⑤有効にしたストリームの論理的リマッピング
不要な音声ファイルや字幕ファイルをカットした
際に変化するファイルのインデックスを調整します。
カットされたファイルのインデックスが
抜け番とならないようにインデックスの
リマッピングをする機能です。
ストリームの選択

DVD を開いた際に、下記のストリームが選択されます
音声言語と音声形式
通常はデフォルトのまま変更の必要はありません。
①では すべての言語 、②ではAC3または
LPCMを選択してください。
字幕言語
字幕言語もデフォルトのまま変更の必要はありません。
③は 全ての言語を選択してください。
④メニューと強制出画のストリームを除いて、全ての字幕を無効にする
チェックを入れると特典映像やメインムービーの字幕などが
すべて無効になります。
字幕も一緒にコピーする場合はチェックを入れないでください。
ただしチェックを入れても、手動で字幕をオンに
することも可能です。
ファイル I/O

ファイル I/O の設定
①非同期 I/O を有効にする
(これによりリッピングパフォーマンスが向上するでしょう)
非同期 I/O を有効にするとリッピングのパフォーマンスが上がりますが
DVD DecrypterなどDVD Shrink以外のソフトでリッピングする
場合は選択する必要はありません。
②32KBブロックの読み込み(デフォルトでは 64KB です)
DVDデータを抽出する際、より細かいファイル単位での
詳細な読み込みが可能になりますが
作業効率が低下し、エンコード処理に
かかる時間が長くなります。
③DVDを開く際に RPC2 ドライブのリージョンコードを確認する
RPC2 ドライブのリージョンコードは特に確認する
必要もないのでチェックを外しておいても問題はありません。
※RPC2ドライブとは、リージョンコードが適用された
DVDドライブでリージョンコードを変更できる回数が
5回までと制限されているdvdドライブです。
指定された回数を越えるとリージョン固定され
リージョンコードを変更することができなくなります。
OSの再インストールやリカバリをしても変更することはできません。
異なるパソコンに接続しても同様です。
Neroの設定
④Neroを使用した書き込みを有効にする
Nero(シェアウェア)をインストールしていれば、
Neroを使ってライティングすることができます。
⑤データの記録されている RWメディアを確認無しで常に消去する
大事なデータを誤って消去してしまわない様、
NeroでDVDメディアに書き込む際に事前に確認する機能です。
チェックをはずすとNeroによるDVD作成時、
RWメディアは無条件にフォーマットされるので注意してください。
DVD Shrinkの使い方
各種設定や品質設定によって
バックアップ方法を細かく指定することが可能ですが
ここでは、面倒な作業をすべて省略し
とにかく簡単にDVDバックアップを行う方法を説明します。
1.DVD Shrinkを起動

DVD Shrinkを起動すると
下の様なメイン画面が表示されます。

2.DVDを挿入
次に、バックアップしたいDVDをDVDドライブに挿入してください。
これでDVDバックアップの準備は完了です。
今回は細かい設定を行わず、すぐにバックアップを開始します。
3.「ディスクを開く」ボタンをクリック
「ディスクを開く」をクリックしてください。
DVDドライブの選択画面が表示されます。

4.DVDドライブの選択
DVDドライブの選択画面で
バックアップを行うDVDドライブとDVDを選択することになりますが
通常はバックアップ元となるDVDドライブと
DVDのボリュームラベルがあらかじめ表示されていますので
そのままOKボタンをクリックしてください。
OKボタンをクリックするとバックアップ元のDVDの分析が始まります。

5.DVDの分析

分析中は特に操作の必要はありません。
DVDの分析は通常1分~2分程度で終了します。
分析が終了すると
再びメイン画面に切り替わります。
6.「バックアップ」ボタンをクリック
DVDの分析が終了すると
メイン画面にDVDの構造などが表示されます。
ここでバックアップ項目の選択や
圧縮設定なども可能ですが
今回はすべて省略し、デフォルトの設定のまま
バックアップを開始しますので
そのままバックアップボタンをクリックしてください。
DVDのバックアップ品質や出力について変更も可能ですが

7.DVDのバックアップ
DVDのバックアップ品質や出力について変更も可能ですが
今回は
「ISOイメージファイルを作成し、DVD Decrypterで書き込む」を選択
次に①出力先のデバイスの選択をクリック
②を押して
③「ISOイメージファイルを作成し、DVD Decrypterで書き込む」を選択
最後に④OKを押せば自動で処理が始まります。

8.詳細な分析→エンコード
バックアップ前に詳細な分析が行われます。
特に操作の必要はありません。

分析が終了すると自動的にエンコードが開始されます。
ここでも操作は必要ありません。
バックアップが終了するのを待ちましょう。

9.バックアップの完了

10.ISOイメージファイルをDVDメディアにライティング
後は自動でDVD Decrypter(ディクリプター)起動します。

DVD Decrypterで空のDVD-Rに焼いてください。
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